KPOPのお勉強

【初心者必見!】ガオンチャート?ハントチャート?2つの韓国音盤チャートの違いを徹底解説!!

画像引用元:gaonチャート・Hanteoチャート

KPOPアイドル好きなら一度は聞いたことがある、gaon(ガオン)チャートHanteo(ハント)チャート

 

自分の推しのアルバムを買うときに、ハントチャート加盟店、ガオンチャート加盟店と書かれていたり、

同じファン仲間から「ハントチャート加盟店で買って!!」と言われることも多くあり、いまいち違いが分からないままアルバムを買っている人も多くいるのではないでしょうか。

 

ぶっちゃけ違いが分からなくても、あなたの推しのアルバム売上になるので問題はないのですが、違いをしっかり理解することで、推しの記録により貢献することができ、気持ちも変わってくると思うので、これを機に一緒に理解を深めましょう!!

 

そこで今回は!!韓国音盤チャートガオンチャートとハントチャートの違いについて徹底解説していきます!!

【2021最新版!】KPOP歴代アルバム初動売上ランキングTOP100!!KPOPアイドルの人気度を表す大きな指標の1つであるアルバム初動売上 最近では、KPOPの市場が大きくなっている影響で、アルバムの...
【2022最新版】KPOP第4世代ボーイズグループ人気ランキングTOP6!※リアルタイム更新KPOPの始まりとも言えるH.O.Tやgodなどの第1世代 日本や海外にKPOPの市場を開拓し、今活躍するアイドルたちの憧れとなっ...

 2つのチャートの違い

まず、大まかに2つのチャートの違いについて説明していきます。

・ガオンチャートは
卸売業者から小売店(タワレコなど)に出荷した枚数から、返品された枚数を差し引いた数をチャートに集計している。

・ハントチャートは
ハント加盟の小売店(タワレコなど)から購入者に実際に販売した枚数をチャートに集計している。

といった違いがあります。

 

ガオンチャートは卸売業者から小売店に出荷した分を集計し、そこから小売店からの返品があれば、返品した分を差し引き、集計するといった形になります。

集計方法の違いによる影響

続いて、集計方法の違いにより、アルバム売上の反映にどういった影響がでるのか説明していきます。

 

まず、ガオンチャートは卸売業者から小売店への出荷枚数を集計するので、海外からの売上も確実に集計されます。

 

しかし、ハントチャートは加盟店しか集計しないので、海外からの売上が集計されないことが多く(海外からでもハントチャート加盟店から購入すれば反映される)、韓国や日本などの売上がメインとなります。

※ハントチャート加盟店で購入したものは100%ガオンチャートにも反映されます

 

「じゃあガオンチャートだけあれば韓国国内と日本含めた海外の売上反映されるし、ハントチャートいらなくね?」と思うかもしれませんが実は必要なんです。

 

ガオンチャートは、何回も説明している通り、卸売業者から小売店に出荷した枚数であり、実際に売れた枚数ではありません。

 

小売店は、お客さんから予約が入った枚数+店頭に並べる用+在庫分を卸売業者に発注をかけます。

発注を多めにかけるので、実際に売れることがないかもしれないし、売れたとしても1ヶ月後なんてこともあります。

 

なので、ガオンチャートが発表したアルバム売上から、あとあと下方修正が入ることも多くあり、1週間単位など短い目で見た時の確実性は少し薄く、1ヶ月単位などの長い目で見たときに本領を発揮します。

 

一方でハントチャートは、加盟店で実際にお客さんが購入した枚数のみを反映させるので、あとから下方修正が入ることもなく、確実性が高いです。

 

リアルタイムチャートもあり、発売直後の売上を見るのによく使われていて、初日売上、初動売上は必ずといっていいほどハントチャートが参考にされています。

※初動売上とは、アルバムが販売されてから1週間の売上のことを言います。

 

アイドルの初動売上の記録は、比べられることが多く、そのアイドルの人気度を表す大きな指標の1つなのでめちゃめちゃ大事です。

 

この初動売上の正確な数字を出すのはハントチャートの方が適しており、

ガオンチャートだと不確実なので、アイドルを応援する僕らからするとハントチャートの方が重要なのです!!

 

ハントチャートは海外からの売上の不確実性が、ガオンチャートと比べるとありますが、最近ではハント加盟店も増えてきており、

韓国のファンの方がアルバム購入代行をしてくれるケースもかなり増えてきているので、そこまで問題視する必要もないのでしょう。

 

このように

・ガオンチャート
実際に売れた枚数を集計しているわけではないので、1週間単位だと確実性に欠けるが、海外からの売上も確実に反映し、1ヶ月単位で見た時の総売上を見るのに適している

・ハントチャート
海外の売上には少し弱いが、実際に売り上げた枚数を確実に反映し、リアルタイムチャートもあるので、1日~1週間単位で見た時の初動売上などを見るのに適している

と、それぞれに強みと弱みがあるため、どちらもなくてはならないチャートなのです!!

ちなみに、ハントチャートは、リアルタイムでその記録を追っていくのでファンやマスコミが参考にし、ガオンチャートは総売上を記録しているので、年末の授賞式などによく参考にされています。

 

ここまでの説明で理解していただけたでしょうか。

意外と簡単な仕組みになっているので理解しやすいかと思いますが、分からなかった方は、「KPOPアイドルは初動売上が大事だから、ハント加盟店で買った方がいい!!」これだけでも覚えていれば大丈夫です👍

ガオンチャートとハントチャートの売上の差から分かること

ガオンチャートとハントチャートの売上の差が大きいアイドルが最近多く、その売上の差から分かるファンの特徴がいくつかあるので紹介します。

海外ファンが多い

ここまでで説明した通り、ガオンチャートは確実に海外の売上を集計するのに対し、

ハントチャートは加盟店のみの集計のため、海外の売上に弱く、海外のファンの数だけ売上に差が開きます。

 

ハントチャートの売上に大きく差があるアイドル2組がいたとして、ガオンチャートの売上がほとんど同じだったら、

それだけ一方のアイドルに海外ファンが多いということになります。

ライトなファンが多い

コアなファンは、推しの成績に貢献するため、ハントチャート加盟店で購入します。

しかし、ライトなファンはハントチャートで購入した方が良いという情報を知らない、もしくは、知っていても気にしていない場合が多く、

自分が購入しやすい場所で購入するので、差が大きくなり、コアなファンだけでなく、ライトなファンが多いということが分かります。

まとめ

まとめとしては

ガオンチャート
・実際に売れた枚数ではなく、卸売業者が小売店に出荷した枚数を集計
・海外からの売上を確実に集計できる強み
・実際に売れた枚数ではないこと、返品があったときに下方修正が入ることから、短期間での売上を見るのには適していない弱み
・1ヶ月単位で総売上を見たい時に参考にする(年末の授賞式など)

 

ハントチャート
・小売店などが実際に消費者に売った枚数を集計
・実際に売った枚数なので、初動売上など短期間での売上を見るのに適した強み
・加盟店の分しか集計しないため、海外からの売上に弱く、ファンが購入した総売上が正確ではない弱み
・販売直後の、初日売上、初動売上を見たい時に参考にする(ファンやマスコミ)

こういった感じになります。

違いをしっかり理解できたでしょうか

この違いをしっかり理解することで、推しのアルバムをハントチャートで購入することの大切さが分かりますし、推しの成績、ファンの推移をより詳しくなれるので、楽しさが倍増するかと思います!!

もし分からないことがあれば、僕のTwitter(@kpophiroe)に気軽に相談に来てください!!

以上、ガオンチャートとハントチャートの違いについてでした!!

 

他にも初心者向けの情報を書いているので、ぜひチェックしてみてください!✅

【初心者必見!】全6つの韓国音楽番組1位の仕組みを分かりやすく徹底解説!!韓国には日本と違い、毎週6つの音楽番組があり、全番組で毎週、アーティストの成績を元に順位をつけています。 KPOPを好きに...
【初心者必見!】カムバ?初動?いまさら聞けない!ファンの間でよく使われるKPOP用語集!!KPOPファンの間では日本にはない独特のKPOP用語がよく使われています。 最近KPOPを好きになったけど、カムバック?チッケム?...
【ENGENE必見!】ENHYPENのアルバムごとの初動売上、音楽番組1位などの成績まとめ!画像引用元:BELIFTLAB CJとBIG HITの共同制作オーディション番組「I-LAND」を経て、2020年11月30日にB...
ABOUT ME
ひろえ
KPOPアイドルの情報をまとめています!Twitterもやっていますのでぜひ!